おはようございます。今日５月５日は２４節気の立夏です。立夏とは、暦の上で夏が始まる日で立秋までが夏とされています。しかし、現在の日本で５月と言えばまだまだ春日和です。ご存知の通り日本には春夏秋冬の四季があります。この四季によると５月上旬はまだ春ですね。しかし、４つの季節のそれぞれをさらに６つに分けて２４個の季節(つまり２４節気)という季節の区分法にすれば５月上旬あたりは夏ということになります。また、立夏は夏が立つと書きますが、ここでいう「立つ」とは、自然の現象が目立って現れるという意味合いがあるそうです。確かにここ２・３日は汗ばむ陽気で半袖でもいいくらいです。

さらに５月５日はこどもの日、昔は端午の節句という行事が行われていました。端午の節句は、男の子をお祝いする日であったので、現在のように男女関係なく子供のお祝いをするのではなく、男の子だけをお祝いする日だったのです。今でもこどもの日に五月人形やこいのぼりを飾りますよね。３月３日のひな祭りが女の子のお祝いで、５月５日のこどもの日は男の子のお祝いをする風習が今でも残っているのです。

明日５月６日で緊急事態宣言がひと段落といかず、５月３１日まで１ヶ月の延長になりました。まだまだ大変ですが、きっと収束すると強く願い今は辛抱していきましょう。