１０月最後の日に朝から大変ショッキングなニュースが飛び込んできました。３１日未明、沖縄県の首里城で火事があり、正殿などが全焼し午前７時現在も延焼中。首里城では、２７日からイベントが行われているそうで、３０日の夜はその準備が行われていた様です。

首里城は１４２９年から１８７９年までの約４５０年間、琉球王国の中心的な城で、政治と文化の中心だったそうで、首里城正殿は１９２５年に「沖縄神社拝殿」として国宝に指定されましたが、１９４５年の沖縄戦で焼失しました。戦後、跡地は琉球大学のキャンパスになっていましたが、大学移転後に復元事業が行われ１９９２年に本土復帰２０周年を記念して国営公園として復元されました。２０００年１２月には首里城跡が日本で１１番目の世界遺産に登録されました。同年には「九州・沖縄サミット」の社交夕食会が開かれた事でも有名になりました。大変残念でなりません。被害者がいなかったことがせめてもの救いでしょうか。まだ早いですが、今後検証が行われ三度再建されることを切に祈っております。