松ヶ丘 秋祭り

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IMG_0114IMG_0124おはようございます。昨日は焼山地区の秋祭りでした。松ヶ丘秋祭も例にもれず大盛り上がりでした。

私は広島市内の出身で今は東広島の黒瀬で呉の祭りとは縁がありません。呉の祭りといえば、「ヤブ」です。ヤブは呉特有の存在で、他にはそういった呼ばれ方はされてないそうです。ヤブの役割は、神様の道案内と、警護に加え、神様に奉納される米の出来具合のチェック役。各町内の氏子が奉納する俵神輿をヤブは神社に待ちかまえ、全力で防止します。はたから見ると、奉納の邪魔をしているように見えますが、実際には黄色い布で覆った竹棒で、俵をもんでいるのが正解のようです。俵に入った籾殻がついた米をヤブがついて精米し綺麗にして神様に奉納する意味合いももっているようです。しかしヤブは鬼の姿をして祭りの前や前日の’よごろ’になると、お宮の周辺や小学校あたりをうろついては、子供たちを竹の棒で脅すものだから、子供にとってヤブはとてつもなく恐ろしい存在なのです。お祭り当日は、俵もみが終わると、親たちが子供を抱え、ヤブに抱えてもらいます。子供達はこれまで暴れていた鬼に抱かれるものですから、恐怖のあまり泣き出します。それを見て記念撮影をしたり、親たちは鳴き声に大笑いする姿が祭りの風物詩となっています。

昨日は本当にいい天気で祭り日和、各地区とも大いに盛り上がったことでしょう。秋祭りも終わり本格的な秋、そして冬を迎える準備です。益々寒くなってきます、風邪などひかれませんように、、、元気に過ごしましょう。

 

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