岩手、宮城、福島の３県を中心に大きな被害を出した東日本大震災の発生から今日３月１１日で丸９年を迎えました。今年は新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、政府主催の追悼式は中止となりました。 東日本大震災が起きたあの日、私は会社のデスクにつき、パソコンに向かっていました。従業員から「東北で地震があり大変なことが起きている。」そんなことを聞きテレビをつけました。テレビに映し出された映像が今でも甦る。

私たち日本人は毎年8月、戦争について考えさせられ、新たな記憶を刻む。そのことが、反戦と平和という絶対的価値を確認して来られたのだと思う。災害の記憶も同様に、毎年新たな記憶を共有することが大切だと思う。今日、東日本大震災についてもそう。近いところで言うと、熊本地震、西日本豪雨、去年の台風19号など、そして阪神大震災。災害の記憶を共有することが、防災と災害時の対応につながります。同じ過ちを繰り返さない工夫をします。「復興のためにあなたがしたいことはありますか？」という記事を見つけました。恥ずかしながら何もできていない。身近に起きた西日本豪雨に対しても何もできていません。だからこそ新たな記憶を共有し、忘れないでいること、、、その気持ちは持ち続けたい。