まもなく西日本豪雨災害から1年
梅雨入りして1週間、中国地方は平年でいうと19日遅く、昨年でいうと21日遅く観測史上最も遅い梅雨入りでしたが、遅れた分を取り戻すかのような勢いで各地で雨が降っています。これだけ降ると1年前の豪雨災害を思い出してしまいます。
7月6日で西日本豪雨災害から1年、このことをブログで扱うには重い気持ちになりますが、土砂災害や洪水の危険性が高まる時期だからこそ1年前の教訓を心に刻みたいと思います。
1年前の7月5日(西日本豪雨災害の2日前)私は、「大雨による災害に気を付けてください」とこのブログで皆さんに呼びかけました。内容一部抜粋「皆さん、気象情報に注意し、くれぐれも災害に合わないよう不安な時は家族・親戚・友人知人・ご近所さんに連絡をして(連絡する先がない方は心優堂に)早めの避難をしてください。皆様のご無事を祈っております。」この発信は大変小さな声で皆さんには届かなかったと思います。広島・岡山を中心に200名以上の方が犠牲になられました。この1年いろんなメディアでこのことを取り上げ「いのちを守る」徹底を訴えてきました。政府も避難勧告などの防災情報の伝え方を見直し、避難のタイミングを5段階で示す「警戒レベル」の運用を5月から始めました。しかし実際のところはどうだろう?警戒レベルが発生しても社会は動いている。会社員は?学生は?商店は?警戒レベルの中どうしているだろう。国や自治体が一丸となってこの問題に取り組んでほしいと思います。しかし災害は待ってはくれません。最終的に判断し実行するのは一人一人の住民(皆さん)です。避難勧告「警戒レベル」をわがこととして受け止め、いのちを守る行動をとりましょう。
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