安居会(あんごえ)法座
昨日と今日、光行寺で開かれた法座にお邪魔してまいりました。心優堂の新たな提案「お寺で葬儀を、、、」を門徒さんに広めるため、ということもありますが、初めての法座にお会いさせていただくということもあり、真宗学寮の田中唯信先生のお話も聞かせていただきました。大変勉強になり感謝しております。合掌
恥ずかしながら私は安居会(あんごえ)法座の意味をよく知りませんでした。
インドでは雨期の間、仏教僧が外出が不便なこと、繁殖するいのちを踏み殺す殺生を避けるため、室内で修業したそうです。これを安居(あんご)というそうで、それにならってこの梅雨時期に行われる法座を安居会法座というそうです。田中先生のお話しは印象的で面白く特に印象に残っているのは「本願力」の話しで、高校のときの漢文の授業を思い出させてくれました。ご和讃の漢文訳「本願力にあひぬれば むなしくすぐるひとぞなき 功徳の宝海みちみちて 煩悩の濁水へだてなし」、現代訳「本願のはたらきにあったならば、もはやいたずらに迷いの生死を過ごす人はない。宝の海のような功徳が身に満ちみちて、私たちの煩悩の濁水も往生成仏の妨げになることはない」など詳しく話していただきました。
また光行寺ご住職にも貴重な時間を作っていただき大変ありがとうございました。
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